横浜市 鶴ヶ峰駅前|花レディースクリニック|産婦人科・女性内科

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月経困難症・月経前症候群

月経困難症とは?

月経困難症って何?
月経困難症は、月経(生理)に伴って起こる症状である。下腹部痛だけでなく、頭痛や腰痛、嘔気や下痢などの症状が認められます。2日程度でおちつく方もいれば5~7日間症状が続く方もいます。

たまに起こる程度であれば鎮痛剤で対応できますが、毎回の月経時に起こる場合は日常生活に支障をきたし、QOLの低下につながります。

月経困難症には、機能性月経困難症と器質性月経困難症があります。器質性月経困難症とは、子宮内膜症・子宮筋腫・子宮腺筋症を認め、それに伴い月経痛があるということです。この場合は、それぞれの疾患に対して定期的な検査が必要となり、また症状が強く症状の期間も長い傾向があるため、鎮痛剤だけでなくホルモン治療が必要な場合が多いです。

治療としては、鎮痛剤とともに低用量ピルや黄体ホルモンなどのホルモン療法を行っています。当院は、ホルモン療法を専門に行っているクリニックなのでご相談ください。

月経前症候群とは?

月経前症候群は、排卵後(月経前5~14日前)より多彩な精神的症状と身体的症状を認める疾患です。特徴としては、月経開始4日以内には症状が減弱・消失します。重症になると月経前気分不快障害と診断され、精神科の先生と一緒に治療が必要となります。

精神的症状としては、いらだち・怒りの爆発・抑うつ・不安・ひきこもりなどの症状があります。身体的症状としては、頭痛・手足のむくみ・腹部膨満感・乳房痛があります。これらの症状が繰り返すことによって日常生活に支障をきたし、QOLの低下につながります。特に認知度が低いことから、周りからの理解が得られず、なお一層苦しむことがあります。

治療としては、まず自分が月経前症候群であることを認識し、その時期には忙しくしないなどの生活指導を行います。そして症状に合わせて漢方を併用していきます。それでも改善しない場合は、低用量ピルや抗うつ剤を使用します。当院では、ホルモン療法を専門に行っているクリニックなのでご相談ください。

また抗うつ剤についても、症状があるときに内服する周期的投与でも改善する場合が多いので安心して使用できます。


須郷院長お気軽にご相談ください
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